博信堂電機商会の想い

代表取締役社長 加藤善弘

当社は明治43年、まさに電気の普及が始まるその時に創業いたしました。その当時は電設資材と言っても電球、ソケット等数十点の扱い品目だったと聞いております。


それから100余年、今では電気の無い暮らしは考えられないほどに社会の隅々まで電気を使用する機器で満ち溢れるようになりました。そうした社会の発展に伴い、当社の取り扱う商材も爆発的に増え、お得意様もいわゆる電気工事店様だけではなく多様な業種に広がって参りました。


しかしながら近年では、インターネットの普及やグローバリゼーションの進展によって、今までの商慣習が急速に変化しつつあります。加えて地球環境問題や震災以来の省エネ要請で電気を含むエネルギー全体を考え直す機会も訪れております。今は急激な社会の変化が混沌とした状況を作り、その上情報が多過ぎてどうしていいのか分からなくなってきつつあるような状態ではないでしょうか?


どこからでも何でも買える。どんな会社も似たような事を言っている。でも何が本当に良いものなのか分からない。そんな中だからこそ、我々は100年かけて築き上げた知識と経験並びに、仕入先様、施工業者様とのネットワークを基礎にして、本当にお客様の為になる物は何なのか?を考え、提案していきたいと思っております。どれだけ社会が変わっても商売の基本は信頼関係であり、誠実さであり、共存共栄の精神であります。100年前、裸電球を1個取り付けて喜んで頂いた創業時の思いを忘れずに商売道に精進して参りたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。


代表取締役社長 加藤 善弘

 



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